10年近く前の正月に親族で集まっていたおり、石川五右衛門だかネズミ小僧だかの話をしていて、子どもに「古文は難しい」と言う話になった。「あー、それは古文やから、子どもには難しいなあ」と大人たちが口々に言っていると、当時5,6歳だった息子が「そしたら、親分やったら簡単なん?」と言い出した。
“「GDPがゴキブリに?」:息子と笑う同音異義語” の続きを読む38歳で米民主党代表選出馬の Buttigieg 氏 はブダジェッジか、ブティジェッジか
2020年11月の米大統領選に向けた民主党の候補者選びが始まっている。その中で頭角を現しつつある38歳のピート・ブダジェッジ氏。原語のフルネームは Peter Paul Montgomery Buttigieg で、彼の姓 Buttigieg をどう発音するかは英語話者にも難しいらしい。 “38歳で米民主党代表選出馬の Buttigieg 氏 はブダジェッジか、ブティジェッジか” の続きを読む
アクセントちがいのミニマルペア:京アニへケンカに行く
アクセントのミニマルペアとは以下のようなものを言う。「箸・橋・端」「花・鼻」 などが有名だが、意外なミニマルペアが見つかったので、メモしておきたい。
“アクセントちがいのミニマルペア:京アニへケンカに行く” の続きを読むbalmy は「さわやか」か
『究極英単語』というアプリで「TOEFL600点突破英単語」を毎日50個ずつ練習している。半年は続けたのではないかと思う。なぜ50個かというと、 “balmy は「さわやか」か” の続きを読む
関西アクセントの影響:「慾ハナク」が「良くはなく」に! 『雨ニモマケズ』より
娘(小6)が小学校の朗読の宿題で宮沢賢治『雨ニモマケズ』を読んでいた。大阪でも北摂の子ども達は基本的に標準語アクセントで朗読していることが多い。娘もおおむね標準語アクセントで読んでいるのだが、たまに「?!」となることがある。 “関西アクセントの影響:「慾ハナク」が「良くはなく」に! 『雨ニモマケズ』より” の続きを読む
「Huawei ファーウェイ」が朝日新聞の見出しでついに漢字「華為」に
ずっと気になっていた「ファーウェイ」というカタカナ表記。 “「Huawei ファーウェイ」が朝日新聞の見出しでついに漢字「華為」に” の続きを読む
「滑舌(かつぜつ)」の良し悪しの個人差
90年代だと思うが、「かつぜつ(滑舌・活舌)」がいいとか悪いとか言うのを聞き、いったいどういう表記をするのかと調べたところ、辞書に記載がなかった。 “「滑舌(かつぜつ)」の良し悪しの個人差” の続きを読む
「ハ行転呼音」とシホンケーキ
「母には二度あい、父にはあわないもの」というなぞなぞが「後奈良院御撰何曾(ごならいんぎょせんなぞ)」永正十三(1516)年にある。 “「ハ行転呼音」とシホンケーキ” の続きを読む
目覚まし時計売り場に中国人がいない理由/ヨドバシカメラの店員のバイリンガルぶりに脱帽
ヨドバシカメラへ腕時計を買いに行った。腕時計売り場に限ったことではないが、ヨドバシカメラではあちこちから中国語が聞こえて来る。平日の夕方だったので、比較的売り場はすいていたが、私以外の客はみんな中国人なのではないかと思われるほど、中国語ばかりが聞こえてきた。 “目覚まし時計売り場に中国人がいない理由/ヨドバシカメラの店員のバイリンガルぶりに脱帽” の続きを読む
「重度」と「受動」:聞き取りに柔軟性のないネイティブスピーカー
禁煙に関するディベートを授業で行っていたとき、学生たちが何度も「重度喫煙」と発話するのを不思議な気持ちで聞いていた。学生たちはお互い理解して話を進めているのだが、私一人が何やら霧の中にいる気分だった。 “「重度」と「受動」:聞き取りに柔軟性のないネイティブスピーカー” の続きを読む