アウトランダー23『遥かなる時のこだまⅢ』読み終わってしまった…

ドラマ『アウトランダー』を見始め、シーズン3までしか見られなかったので、シーズン4からは ダイアナ・ガバルドンの小説4作目『妖精の丘にふたたび』を読むことにした。そして、5作目『 燃ゆる十字架のもとに 』、6作目『 炎の山稜を越えて 』、7作目『遥かなる時のこだま』と読み進めた。それを、つい先ほど読み切ってしまったのだ。

なのに、あぁ、全然話が終わっていない。あっちこっちに伏線広げたおしたまま、まるで本が分厚くなりすぎたからちょっとここで切っとこか、と言わんばかりの終わり方だ。

読み終わった日本語の最終巻『遥かなる時のこだまⅢ』は2012年4月に出版されているのだが、 この8年間続編が出ていない。ダイアナ・ガバルドンはすでに8作目 Written in My Own Heart’s Blood を2014年に出版しているにも関わらず…。英語では近々9作目Go Tell the Bees That I Am Gone が出るという話だ。

2020年2月16日にStarzでドラマOutlander season 5がリリースされる。Instagramには毎日のようにジェイミー・フレイザー役のサム・ヒューアンやクレア役のカトリーナ・バルフが現れるが、原作者ダイアナ・ガバルドンもちらちら出てくるので、もう顔を覚えてしまった。エネルギッシュな女性という印象。私には彼女の話す英語がとてもわかりにくい。冗談を言っているようなのだが、全く笑えない。

『読書メーター』というサイトに感想・レビューを投稿している人たちの中には、いつまで経っても日本語訳が出ないから、英語の原書を買って読んだというツワモノが何人かいた。 Roald Dahl ロアルド・ダールのCharlie and the Chocolate Factory『チョコレート工場の秘密』すら読み切れない私に、日本語でも時間のかかるアウトランダーシリーズは無理だろう。続きの読みたさが原動力になってくれることを期待するか。

原書を読む場合のハードルとして考えられるのは、そのページ数の多さ(日本語訳が毎回3,4分冊になる)と、スコットランド訛りやゲール語、複雑な構文を駆使しそうなガバルドンの頭の良さではないかと思う。

ヴィレッジブックスから早川書房に版権が移ったとかいう話を小耳にはさんだ。出版社はどこでもいいが、加藤洋子訳でお願いしたいものだ。しばらくは、ロード・ジョン・グレイシリーズを読み、その後、1作目『時の旅人クレア』に戻ってみようと思う。

それにしても、ドラマがシーズン8まで制作されるとしたら、ウィリアムはいったい誰がやるんだろう。サム・ヒューアンが1人2役するしかないような気もする。今は特殊メイクでなんとでもなるし…。

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