Duolingo Obsidian league:黒曜石リーグに到達

久しぶりのブログ復帰。たまりにたまっている Duolingo ネタにする。Pearl league(真珠リーグ)の上はなぜかObsidian league 黒曜石リーグ。おそらくこのすぐ上が Diamond league ダイヤモンドリーグのはず。いよいよ最終リーグが近づいてきた。

2019年前半は、ブロンズ、シルバー、ゴールド、サファイヤ、エメラルド、ルビーの6段階だったリーグに、2019年6月アメジスト、真珠、黒曜石、ダイヤモンドが追加され、10リーグになった。1週間のレッスンで得たXP(1レッスン10~20XP)の多さを競うわけだが、各リーグ上位10位に入ると昇進でき、下位5位になると下のリーグに下落することになる。

しかし、何ゆえダイヤモンドのすぐ下が黒曜石なのだろう。おかげで Obsidian などというめったに聞くことのない語が身近になったわけではあるが。

ルビーリーグ以降はツワモノが多く、なかなか上位10位に入るのは難しい。毎週リーグメンバーの動きをうかがい、激しい上位争いが繰り広げられていたり、自分の予定が詰まっていてDuolingoに時間がかけられなかったりする週は下のリーグに落ちない程度を目指す。動きの鈍い週は勝負に打って出るというのを繰り返すようにしている。

最近の発見としては、クリスマスの週の動きが非常に鈍かったこと。やはり欧米の参加者はこの週はのんびり Duolingo している場合ではなかったのか。もしや1位がとれるのでは…とがんばったが、結局2位通過だった。

具体的にどのように精を出すかというと、最近30分間だけ稼いだXPを2倍にしてくれる「2倍ブースト」という秘密兵器を無料で使わせてくれる日が週に1回ほどある。これをうまく使えば、30分で何百ものXPがゲットできる。このときばかりはその30分を有効利用するために、韓国語やインドネシア語はやらず、1レッスンを短時間に終えられる日本語で点をかせぐ。私は英語をベース言語にしている。日本語がベースだと、インドネシア語や韓国語などは学習できないためである。

しかし、日本語で点を稼ぐなど、我ながら邪道だと思うし、何の学びもないと自己嫌悪に陥ったりもするが、たまには日本語教師として「おっ」と思うこともある。例えば、ひらがなばかりでなく、意外と早く漢字が登場することには驚いた。こんなの認識できるのかというほどかなり複雑なものが出てくる。中国語もそう言われればそうで、回避し続けるわけにはいかないということか。

しかし、Duolingoのすごいところは、学習者が嫌にならないよう、ヒントをあちこちにちりばめ、クリアできるように問題が作られていることである。自分の授業を振り返り、難易度を上げすぎて学生も教師も疲れ果てて嫌になってしまうことが何度あったことかと反省した。語学学習で継続を促すためにはステップを細かくする必要がある。練りに練られた Duolingo の工夫の数々は私たち語学教師も参考にすべきだし、難易度を上げすぎてはいけないことを肝に銘じるべきだとつくづく感じる。

ところで、先日、非常に残念なことに、330日まで来ていた Streak(連続ログイン記録)をうっかり途絶えさせてしまった。するとDuolingo plus(有料登録だが、お試し1週間は無料)にすれば、記録を修復できるという誘いが1週間ほど入った。本当にとても悲しかったので、修復しようかとも考えたのだが、やはり思いとどまった。修復した連続ログイン記録こそ邪道で、にせものの記録であるような気がしたからである。

この Duolingo からいつ足を洗うべきかと考えつつ、なお毎日最低30分を費やし続けている…。まことによくできた外国語学習アプリである。

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