エマ・ワトソンとダン・スティーヴンスの『美女と野獣』(2017)を見たい見たいと思いながら、いまだに未見である。
ハーマイオニー・グレンジャーとマシュー・クローリーが共演するなんて “『美女と野獣』:「ちょっと」は「少し」とは限らない話” の続きを読む
言語に関する小さな発見と実り多き日々のあれこれを綴ります
エマ・ワトソンとダン・スティーヴンスの『美女と野獣』(2017)を見たい見たいと思いながら、いまだに未見である。
ハーマイオニー・グレンジャーとマシュー・クローリーが共演するなんて “『美女と野獣』:「ちょっと」は「少し」とは限らない話” の続きを読む
2000年前後の数年、夏休みの一ヶ月フランスのグランゼコールから20名程度が京都へ日本語研修に来るというプログラムを担当した。
ほとんどが男性で “作文の紙の「おかわり」” の続きを読む
留学生に限らず、昨今レポートを提出させるとコピペだらけだそうだ。「コピペ」ということばは中国語を母語とする留学生にはあまり浸透していないので、ことの重大さを理解してもらうために、「剽窃(ひょうせつ)」と “自分の意見か、他人の意見か:テイルの不思議” の続きを読む
大阪で初めて教えた日本語学校は環状線の沿線にあった。私は当時京都に住んでいて、毎日電車で通った。その学校はほとんどの学生が中国東北地方から来た朝鮮族で、中国語と朝鮮語のバイリンガルだった。漢字も読めるし、助詞にも強い。 “ちょっと感心した言い間違い:「たまつくり」” の続きを読む
教師をしていていつも思うのは、私が教えていることよりも私が教えてもらうことの方がよほど多いということである。それは学習者の産出する日本語から日本語の発音や文法の特徴を学ぶといった側面もあるが、新しい情報が得られるという側面も大きい。 “留学生から学んだ二つの名言” の続きを読む
ここしばらく毎年春休みには英語学習をしていたのだが、今年は休むことにした。だが、少しは英語を耳に入れておいたほうがよいかと思い、アメリカのテレビドラマ『ゴシップガールGossip Girl』をDVDで見返している。 “日本語のミニマル・ペア:チャックとジャック” の続きを読む
新米日本語教師がはじめて初級を教えたときの苦労話第2弾である。
『新日本語の基礎Ⅰ』1990年刊 スリーエーネットワーク
第5課 例文1 あした どこへ 行きますか。
…京都へ 行きます。
ここに出てくる助詞「~へ」をすぐに「~に」と “「【場所】に」と「【場所】へ」” の続きを読む
1990年代に中国の現地ガイドが言うのを聞いたと記憶している。ガイドはそれを仕事にして、お金をもらっているにもかかわらず、「~てあげます」とはどういうこと? “私が今からこのお寺を案内してあげます” の続きを読む
私が日本語を教え始めたばかりの頃、最大の問題は語彙の制限だった。入門期の学習者にあれもこれも覚えなさいというのは酷である。厳選した必須項目のみを覚えてもらうべきであろう。 “「おととい」と「おとつい」” の続きを読む