『子どもの貧困』について議論をしていると、留学生たちはよく「貧乏」ということばを使う。
例1「貧乏な家に生まれるとお金がないから、いい学校に行けない」 “貧乏な/貧しい:主観的か客観的か” の続きを読む

言語に関する小さな発見と実り多き日々のあれこれを綴ります
『子どもの貧困』について議論をしていると、留学生たちはよく「貧乏」ということばを使う。
例1「貧乏な家に生まれるとお金がないから、いい学校に行けない」 “貧乏な/貧しい:主観的か客観的か” の続きを読む
国立大学の大学院生対象の日本語の授業でのことである。
出席できない日に「✕」をつけてください。
という文章を何気なく読み上げると、一番前に座っていた一人の中国人の女子学生が「先生今『✕』を何と言いましたか」と尋ねてきた。 “「✕」は「ぺけ」「ばつ」?:「ぺけ」の語源と使用範囲” の続きを読む
9/4(火)の飛行機が欠航と決まり、台風で外へも出られないので、イギリス英語に慣れておこうと、金坂慶子(2014)『イギリス英語を極めたい人の30日間シャドーイングレッスン』という本を眺めていた。 “easy peasy, lemon squeezy :かんちきちん” の続きを読む
温又柔の『台湾生まれ日本語育ち』では、台湾人である自身の母親が話す日本語・北京語・台湾語がちゃんぽんになったことばを「ママ語」と言っている。
子どもの頃はお母さんの日本語には変なところがいっぱいあって恥ずかしいと思っていたらしい。成人した今では、そういう日本語も含め、北京語に台湾語が混じるママ語を愛しくてたまらない、母親独自の言語と捉えている点に共感した。 “温又柔『台湾生まれ 日本語育ち』の「ママ語」” の続きを読む
2017年12月24日放送の《台湾名人堂》(台湾のインタビュー番組)に出演している陳竹昇を見た。
《阿莉芙》(2017)という映画に女装して出て、金馬奨で助演男優賞を受賞したらしい。細くて小さい体つきにくりくりした好奇心満々の眼が印象的である。 “閩南語と北京語の切換えの不思議―陳竹昇@台湾名人堂―” の続きを読む
学部留学生のレポートに現れたこの表現。
努力家の真面目な学生が書いたレポートで、テーマは『子どもの貧困』。
若者独特の俗語が、注意深く整えられた堅めの書き言葉が居並ぶ文体の中で、異様な匂いを放っているのが、私にはとても興味深く思えた。 “「高所得者層は余裕で生活している」” の続きを読む
2011年顧長衛監督の中国映画『最愛』(郭富城、章子怡主演)で、驚いたのは香港四天王の一人である郭富城が陝西省方言を話していたことだ。汚い恰好で田舎モノを演じているのにも驚いたが、 “ドラマと方言” の続きを読む
中1の息子が学校で薦められ、基礎英語1を聞いている。私も弁当を作りながらお付き合いする。特に興味深いのは、各回のダイアログに「タマザエモン」というサムライのロボットが出てくることである。 “形容詞「おいしいでござる」「おいしゅうござる」” の続きを読む
2018年3月28日、戦国武将好きの小6男子2名、小4女子1名を連れて近くの公民館に『丹下左膳餘話 百萬兩の壷』(1935,昭和10)を見に行った。大河内傳次郎主演、 “『丹下左膳餘話 百萬兩の壷』(1935)” の続きを読む
2011年3月4日東京を訪問したときのことである。
東京の友人たちと子連れで会い、喫茶店でお茶を飲んでいた。東京の友人Aの息子(当時3歳)が子ども用のとても小さい黄色や緑のカラフルなナイロン製ボストンバッグを落としたのを見て、関東育ちの友人B(女性)が「あ、バッグ落ちたよ」 “カバンとバッグ 総称はどちら?” の続きを読む