関西アクセントの影響:「慾ハナク」が「良くはなく」に! 『雨ニモマケズ』より

娘(小6)が小学校の朗読の宿題で宮沢賢治『雨ニモマケズ』を読んでいた。大阪でも北摂の子ども達は基本的に標準語アクセントで朗読していることが多い。娘もおおむね標準語アクセントで読んでいるのだが、たまに「?!」となることがある。 “関西アクセントの影響:「慾ハナク」が「良くはなく」に! 『雨ニモマケズ』より” の続きを読む

「借りれよ」と「ガリレオ」:ボヘミアン・ラプソディー替え歌

NHK教育テレビの『ハッチポッチステーション』という子ども向けの番組で放送されたというグッチ裕三の「ボヘミアンラプソディー」と「犬のおまわりさん」を合体させた替え歌の動画を見た。 “「借りれよ」と「ガリレオ」:ボヘミアン・ラプソディー替え歌” の続きを読む

温又柔『台湾生まれ 日本語育ち』の「ママ語」

温又柔の『台湾生まれ日本語育ち』では、台湾人である自身の母親が話す日本語・北京語・台湾語がちゃんぽんになったことばを「ママ語」と言っている。

子どもの頃はお母さんの日本語には変なところがいっぱいあって恥ずかしいと思っていたらしい。成人した今では、そういう日本語も含め、北京語に台湾語が混じるママ語を愛しくてたまらない、母親独自の言語と捉えている点に共感した。 “温又柔『台湾生まれ 日本語育ち』の「ママ語」” の続きを読む

閩南語と北京語の切換えの不思議―陳竹昇@台湾名人堂―

2017年12月24日放送の《台湾名人堂》(台湾のインタビュー番組)に出演している陳竹昇を見た。

《阿莉芙》(2017)という映画に女装して出て、金馬奨で助演男優賞を受賞したらしい。細くて小さい体つきにくりくりした好奇心満々の眼が印象的である。 “閩南語と北京語の切換えの不思議―陳竹昇@台湾名人堂―” の続きを読む