娘(小6)が小学校の朗読の宿題で宮沢賢治『雨ニモマケズ』を読んでいた。大阪でも北摂の子ども達は基本的に標準語アクセントで朗読していることが多い。娘もおおむね標準語アクセントで読んでいるのだが、たまに「?!」となることがある。 “関西アクセントの影響:「慾ハナク」が「良くはなく」に! 『雨ニモマケズ』より” の続きを読む
「借りれよ」と「ガリレオ」:ボヘミアン・ラプソディー替え歌
NHK教育テレビの『ハッチポッチステーション』という子ども向けの番組で放送されたというグッチ裕三の「ボヘミアンラプソディー」と「犬のおまわりさん」を合体させた替え歌の動画を見た。 “「借りれよ」と「ガリレオ」:ボヘミアン・ラプソディー替え歌” の続きを読む
Netflixで英ドラマ『アウトランダー』1-5話まで
春休みで時間があるので、Netflixの1か月お試しを始めることに。どんな映画やドラマが見られるのか、ひとしきり物色。『誰先愛上他的(先に愛した人)』が上がっていてびっくり。 “Netflixで英ドラマ『アウトランダー』1-5話まで” の続きを読む
easy peasy, lemon squeezy :かんちきちん
9/4(火)の飛行機が欠航と決まり、台風で外へも出られないので、イギリス英語に慣れておこうと、金坂慶子(2014)『イギリス英語を極めたい人の30日間シャドーイングレッスン』という本を眺めていた。 “easy peasy, lemon squeezy :かんちきちん” の続きを読む
足りないことば『寝ても覚めても』試写会
台風の来る中、試写会に行った。久しぶりの邦画である。
『寝ても覚めても』
2018年9月1日公開予定。濱口竜介監督、東出昌大・唐田えりか主演。
同じ顔をした二人の男の間で揺れ動く女性の恋心を細やかに描いた作品である。 “足りないことば『寝ても覚めても』試写会” の続きを読む
温又柔『台湾生まれ 日本語育ち』の「ママ語」
温又柔の『台湾生まれ日本語育ち』では、台湾人である自身の母親が話す日本語・北京語・台湾語がちゃんぽんになったことばを「ママ語」と言っている。
子どもの頃はお母さんの日本語には変なところがいっぱいあって恥ずかしいと思っていたらしい。成人した今では、そういう日本語も含め、北京語に台湾語が混じるママ語を愛しくてたまらない、母親独自の言語と捉えている点に共感した。 “温又柔『台湾生まれ 日本語育ち』の「ママ語」” の続きを読む
閩南語と北京語の切換えの不思議―陳竹昇@台湾名人堂―
2017年12月24日放送の《台湾名人堂》(台湾のインタビュー番組)に出演している陳竹昇を見た。
《阿莉芙》(2017)という映画に女装して出て、金馬奨で助演男優賞を受賞したらしい。細くて小さい体つきにくりくりした好奇心満々の眼が印象的である。 “閩南語と北京語の切換えの不思議―陳竹昇@台湾名人堂―” の続きを読む
ドラマと方言
2011年顧長衛監督の中国映画『最愛』(郭富城、章子怡主演)で、驚いたのは香港四天王の一人である郭富城が陝西省方言を話していたことだ。汚い恰好で田舎モノを演じているのにも驚いたが、 “ドラマと方言” の続きを読む
♬走る~コケる~血が出る~♪
今日の午後、サンプラザ中野が西宮ガーデンズへ新しいミニアルバム『Runner』の宣伝に来たらしい。息子(中1)が一人で見に行き、生であの『Runner』を聞いてきたと言う。 “♬走る~コケる~血が出る~♪” の続きを読む
鍵失うてしもたんか:子どもが聞いてもわからない方言語彙
グローバル化が進むのはたいへん好ましいことではあるが、本来その言語にあった豊かな語彙がどんどん淘汰され、均質化していくのを残念に思うこともある。 “鍵失うてしもたんか:子どもが聞いてもわからない方言語彙” の続きを読む