見終わっての正直な感想は、脚本が弱いということ。撮影しながら脚本を作って行ったドラマはたいてい釈然としない点がいくつも出てくる。
よく練られた脚本だと、張り巡らされていた伏線のつじつまがきれいに合い、見終わったときに爽快感を感じるものだ。 “釈然としない脚本:《前男友不是人》最終回 ” の続きを読む
言語に関する小さな発見と実り多き日々のあれこれを綴ります
見終わっての正直な感想は、脚本が弱いということ。撮影しながら脚本を作って行ったドラマはたいてい釈然としない点がいくつも出てくる。
よく練られた脚本だと、張り巡らされていた伏線のつじつまがきれいに合い、見終わったときに爽快感を感じるものだ。 “釈然としない脚本:《前男友不是人》最終回 ” の続きを読む
《花甲男孩轉大人》に「阿春(アーチュン)」と呼ばれるベトナムから来た女性が出てくる。ドラマの中で阿春は鄭一家の最長老「阿嬤(アマー:おばあちゃん)」のお世話を18歳で台湾に来てからずっとしてきた。 “ベトナム語と中国語 《花甲男孩轉大人》” の続きを読む
久しぶりにフランソワ・オゾン監督作品を見た。『二重螺旋の恋人』L’Amant double である。
久しぶりにこんなにドキドキする映画を見た。セックスシーン、グロテスクなもの、サスペンス、いろんな意味でギョッとさせられることが多かった。 “ピノコ! 『二十螺旋の恋人』フランソワ・オゾン” の続きを読む
主人公の鄭花甲が将来の職業として《童乩》タンキーになるかどうか迷っている。この《童乩》という職業、台湾では一般的かもしれないが、日本で知る人はそう多くないだろう。 “《乩童》キートン by《花甲男孩轉大人》” の続きを読む
すでに一年前になるが、台湾からの交換留学生に勧められ、ずっと気になっている《花甲男孩轉大人》(邦題:お花畑から来た少年)を遅まきながら、観始めた。 “「たんす」は台語? 《花甲男孩轉大人》第1~3話” の続きを読む
ある高名な小説家が書き残した未発表の戯曲を自作と偽り、成功を収めてしまった青年ベルトラン(ギャスパー・ウリエル)の苦悩についての映画である。 “意外なスリル満点:仏映画『EVA』” の続きを読む
2017年12月24日放送の《台湾名人堂》(台湾のインタビュー番組)に出演している陳竹昇を見た。
《阿莉芙》(2017)という映画に女装して出て、金馬奨で助演男優賞を受賞したらしい。細くて小さい体つきにくりくりした好奇心満々の眼が印象的である。 “閩南語と北京語の切換えの不思議―陳竹昇@台湾名人堂―” の続きを読む
最近の台湾映画、何かいいのないかなぁと探していて、《血觀音》The Bold, the Corrupt and the Beautiful という2017年の台湾映画がヒットした。
映画はまだ見ていないのだが、予告編と監督や出演者のインタビュー番組を見て、とっても見たくなってしまった。 “《心機女》計算高い女:《血觀音》” の続きを読む
《我的男孩》の次のドラマに楊丞琳と藍正龍が出ていたので、《前男友不是人》を見始めてしまった。34歳の楊丞琳はまだかわいいし許せるが、そろそろ40歳になろうという藍正龍が制服を着て高校生を演じているのはどうもいただけない。いくら黒縁眼鏡をかけても無理がある。 “2018年台湾ドラマ《前男友不是人》The Ex-man” の続きを読む