周渝民の演技は過剰気味? 《痞子英雄》第8-13話より

2009年の第44屆金鐘獎で《痞子英雄》は十部門でノミネートされ、五部門を受賞している。主演男優賞候補には周渝民(陳在天)と趙又廷(呉英雄)が二人ともノミネートされていた。結果は駆け出しの趙又廷がすでに10年の役者経験のある周渝民をおさえ、主演男優賞に輝いた。 “周渝民の演技は過剰気味? 《痞子英雄》第8-13話より” の続きを読む

「的・得・地」の区別があいまいな台湾国語:《命中注定我愛你》第9話から

Youtubeにしつこくあがってくる動画:2008年の台湾ドラマ《命中注定我愛你》『あの頃私たちが大泣きしたあのシーン』というようなタイトルのついたダイジェスト動画をついついクリックしてしまった。 “「的・得・地」の区別があいまいな台湾国語:《命中注定我愛你》第9話から” の続きを読む

臺灣的兒化音:《花甲大人轉男孩》2018年台湾映画

2018年春節に公開された《花甲大人轉男孩》を見た。

映画では阿瑋こと方瑋琪(嚴正嵐)の両親が登場する。二人とも2011年のドラマ《我可能不會愛你》(邦題:イタズラな恋愛白書)でおなじみの顔である。程又青の母役を演じていた林美秀、李大仁の継父になる白叔を演じていた金士傑。 “臺灣的兒化音:《花甲大人轉男孩》2018年台湾映画” の続きを読む

「検討会」と《檢討會》:《植劇場》の若手俳優たち

ドラマ《植劇場》シリーズは、王小棣をはじめとする監督たちが若手俳優の発掘を目指したドラマだという。《花甲男孩轉大人》に出ていた若手俳優たちもほとんど知られていなかった人たちで、一気に人気が爆発したそうだ。

若手たちは撮影が終わると夜遅くても集まって「今日の演技はここがうまく行かなかった。今度はこうしてみたい」といった意見を言い合う《檢討會 jiǎntǎohuì》を開いていたそうである。《小燕有約》というバラエティー番組で聞いた。 “「検討会」と《檢討會》:《植劇場》の若手俳優たち” の続きを読む