遅ればせながら、映画『グレイテスト・ショーマン』を観てきた。
米国で公開直後はあまり評価されず、興行成績もよくなかったのが、じわじわヒットするという珍しい展開なのだそうだ。 “美化しすぎでは? もやもやの残る『グレイテスト・ショーマン』” の続きを読む

言語に関する小さな発見と実り多き日々のあれこれを綴ります
遅ればせながら、映画『グレイテスト・ショーマン』を観てきた。
米国で公開直後はあまり評価されず、興行成績もよくなかったのが、じわじわヒットするという珍しい展開なのだそうだ。 “美化しすぎでは? もやもやの残る『グレイテスト・ショーマン』” の続きを読む
今日は息子(中1)の中学校へ初めての個人面談に行った。面談の最後に担任の先生が息子が日直をしたときの日誌を見せてくださった。
日誌には息子の文字で、
「中間試験は平均90点というまじまじの結果でした。」 “「まじまじ」と「まずまず」” の続きを読む
学部留学生のレポートに現れたこの表現。
努力家の真面目な学生が書いたレポートで、テーマは『子どもの貧困』。
若者独特の俗語が、注意深く整えられた堅めの書き言葉が居並ぶ文体の中で、異様な匂いを放っているのが、私にはとても興味深く思えた。 “「高所得者層は余裕で生活している」” の続きを読む
最も大きな衝撃はいわゆる「外国にルーツを持つ子ども」が作家になり、日本語で本を出版したということ。しかも、その子どもの頃の二言語間を浮遊した体験を堪能な日本語で表現しているのだ。涙が出る。 “温又柔『台湾生まれ、日本語育ち』の衝撃” の続きを読む
最近の台湾映画、何かいいのないかなぁと探していて、《血觀音》The Bold, the Corrupt and the Beautiful という2017年の台湾映画がヒットした。
映画はまだ見ていないのだが、予告編と監督や出演者のインタビュー番組を見て、とっても見たくなってしまった。 “《心機女》計算高い女:《血觀音》” の続きを読む
子どもの貧困についてレポートを書く課題を出すと、一人ならず「世代」と「世帯」を打ち間違えてくる中国語母語話者がいる。
意味がわかっていないわけではないと思う。
「せだいsedai」と「せたいsetai」は有声無声のミニマルペアだから? それも大きな理由の一つだが、もう一つ理由があると私は踏んでいる。 “「世代」と「世帯」:中国語母語話者には同音異義語?” の続きを読む
土曜日、映画館で英国ロイヤルバレエ『マノン』を初めて見た。
若い恋人とパトロンの間で心を引き裂かれる女性のお話という意味では『椿姫』とよく似ている。竹宮恵子『風と木の詩』にちらっと名前が出てきたのを見かけて以来、この二つの区別がずっとつかなかったのだが、それは『椿姫』の話の中に『マノン・レスコー』が象徴的に使われているせいのようだ。 “まさにファム・ファタル:英国ロイヤルバレエ『マノン』” の続きを読む
4月の終わりごろから、かれこれもう2か月。
娘が不調である。
頭が痛い。おなかが痛い。学校を休む。習い事を休む。
最初のうちは本当に体の具合が悪くて休んでいたのだが、だんだん休んだことが原因で行きづらくなっていったのだろう。休むと決まるまではつらそうな顔をしているのだが、休むと決まると数時間もしないうちに元気な顔になることが出てきた。 “娘の不調” の続きを読む
地震の翌日にある留学生が一時帰国したというメールを事務から受け取った。
母親が泣きながら帰ってくれと言うから一時帰国すると言う。 “避難する留学生” の続きを読む
ダニエル・デイ・ルイス Daniel Day-Lewis 扮する、判で押したような日々を送るイギリス人仕立て屋 Reynolds Woodcock。生活の様々なディテールにこだわりがある。 “chic : 仏ファッションに対するコンプレックス? 『ファントム・スレッド』” の続きを読む