久しぶりにフランソワ・オゾン監督作品を見た。『二重螺旋の恋人』L’Amant double である。
久しぶりにこんなにドキドキする映画を見た。セックスシーン、グロテスクなもの、サスペンス、いろんな意味でギョッとさせられることが多かった。 “ピノコ! 『二十螺旋の恋人』フランソワ・オゾン” の続きを読む

言語に関する小さな発見と実り多き日々のあれこれを綴ります
久しぶりにフランソワ・オゾン監督作品を見た。『二重螺旋の恋人』L’Amant double である。
久しぶりにこんなにドキドキする映画を見た。セックスシーン、グロテスクなもの、サスペンス、いろんな意味でギョッとさせられることが多かった。 “ピノコ! 『二十螺旋の恋人』フランソワ・オゾン” の続きを読む
主人公の鄭花甲が将来の職業として《童乩》タンキーになるかどうか迷っている。この《童乩》という職業、台湾では一般的かもしれないが、日本で知る人はそう多くないだろう。 “《乩童》キートン by《花甲男孩轉大人》” の続きを読む
すでに一年前になるが、台湾からの交換留学生に勧められ、ずっと気になっている《花甲男孩轉大人》(邦題:お花畑から来た少年)を遅まきながら、観始めた。 “「たんす」は台語? 《花甲男孩轉大人》第1~3話” の続きを読む
数日前、娘が図書館で借りてきた『吾輩は猫である』をノートに写し始めた。夏休みに入り、なぜかこれを写そうと思いたったようで、特に悪影響があるとは思えなかった…いや、むしろ好ましい行動だと思ったので、不思議に思いながらも温かい目で見守ることにした。 “『吾輩は猫である』は古典?” の続きを読む
今年度からビジネス日本語を担当している。最近は学部留学生への日本語授業ばかりだったので、アカデミックな日本語の習得を目指していた。それがいきなりビジネス日本語と言われ、少々困惑しながら、様々な教科書に目を通し、試行錯誤を繰り返した前期がなんとか終わった。 “ビジネス日本語:留学生の会話力の弱さ” の続きを読む
フランスからの学生を相手に2000年頃サマーコースを教えていたころのことである。
「パリにあります。とても有名です。背が高いです。」で答えを考えるようなクイズをしていたときだろうか。クラス中の学生が La tour Eiffel を日本語で何というのか、どうしても知りたくなってしまった。 “エッフェル塔と東京タワー” の続きを読む
ある高名な小説家が書き残した未発表の戯曲を自作と偽り、成功を収めてしまった青年ベルトラン(ギャスパー・ウリエル)の苦悩についての映画である。 “意外なスリル満点:仏映画『EVA』” の続きを読む
温又柔の『台湾生まれ日本語育ち』では、台湾人である自身の母親が話す日本語・北京語・台湾語がちゃんぽんになったことばを「ママ語」と言っている。
子どもの頃はお母さんの日本語には変なところがいっぱいあって恥ずかしいと思っていたらしい。成人した今では、そういう日本語も含め、北京語に台湾語が混じるママ語を愛しくてたまらない、母親独自の言語と捉えている点に共感した。 “温又柔『台湾生まれ 日本語育ち』の「ママ語」” の続きを読む
この一週間やたら「ジンリョク」ということばを聞かされた。
介護労働力不足の解決策について議論する際、韓国語母語話者の学生がジンリョク、ジンリョクと連呼しながら熱弁をふるった。
「ジンリョクの不足を補うためには、給料を上げる必要があります」
「ジンリョクの確保のために必要なのは、お金だけではありません」 “日本語学習者の間でだけ通じてしまう「ジンリョク(人力)」とは?” の続きを読む
2017年12月24日放送の《台湾名人堂》(台湾のインタビュー番組)に出演している陳竹昇を見た。
《阿莉芙》(2017)という映画に女装して出て、金馬奨で助演男優賞を受賞したらしい。細くて小さい体つきにくりくりした好奇心満々の眼が印象的である。 “閩南語と北京語の切換えの不思議―陳竹昇@台湾名人堂―” の続きを読む