子どもの言語習得能力の高さには驚かされる。時に起こす、過剰一般化over-generalizationには非常に興味深いものがある。
シンデレラに出てくるいじわるな後妻を「ままはは(継母)」と呼ぶが、 “子どもの類推力:「パパチチ」と「おっか」” の続きを読む
言語に関する小さな発見と実り多き日々のあれこれを綴ります
子どもの言語習得能力の高さには驚かされる。時に起こす、過剰一般化over-generalizationには非常に興味深いものがある。
シンデレラに出てくるいじわるな後妻を「ままはは(継母)」と呼ぶが、 “子どもの類推力:「パパチチ」と「おっか」” の続きを読む
日本で「叶」という漢字は、「かのう」という姓でも使うし、「夢を叶(カナ)える」と動詞に使いもするが、中国の《叶 yè》は「葉」の簡体字である。
いつも悩ましいのは、 “「叶」と「葉」” の続きを読む
新米日本語教師がはじめて初級を教えたときの苦労話第2弾である。
『新日本語の基礎Ⅰ』1990年刊 スリーエーネットワーク
第5課 例文1 あした どこへ 行きますか。
…京都へ 行きます。
ここに出てくる助詞「~へ」をすぐに「~に」と “「【場所】に」と「【場所】へ」” の続きを読む
1990年代に中国の現地ガイドが言うのを聞いたと記憶している。ガイドはそれを仕事にして、お金をもらっているにもかかわらず、「~てあげます」とはどういうこと? “私が今からこのお寺を案内してあげます” の続きを読む
私が日本語を教え始めたばかりの頃、最大の問題は語彙の制限だった。入門期の学習者にあれもこれも覚えなさいというのは酷である。厳選した必須項目のみを覚えてもらうべきであろう。 “「おととい」と「おとつい」” の続きを読む
2011年3月4日東京を訪問したときのことである。
東京の友人たちと子連れで会い、喫茶店でお茶を飲んでいた。東京の友人Aの息子(当時3歳)が子ども用のとても小さい黄色や緑のカラフルなナイロン製ボストンバッグを落としたのを見て、関東育ちの友人B(女性)が「あ、バッグ落ちたよ」 “カバンとバッグ 総称はどちら?” の続きを読む
「審判だって人間だ。人間である限り、ミスは犯す。」
『ニューアプローチ中上級日本語完成編』第11課p.211
中上級向け日本語文法の授業で出てきた「~限り」という表現 “審判と裁判” の続きを読む
何か初めてのことに挑戦するというのは、ワクワクするものですね。
なんだかよくわからないままブログを “初めての挑戦” の続きを読む