アイスランドミステリー《湖の男》アーナルデュル・インドリダソン

インドリダソンのエーレンデュルシリーズの4作目、原題の Kleifarvatn クレイヴァルヴァトゥンは湖の名前。この湖の水位が下がり、白骨死体がロシア製の機器とともに見つかったところから話は始まる。 “アイスランドミステリー《湖の男》アーナルデュル・インドリダソン” の続きを読む

子どもの料理:うまく行くとうれしいが、そうとばかりは…

昨日17:20ごろ帰宅すると娘(小5)が台所でせっせとクッキーを作っていた。生地を延ばして型で抜いているところだった。台所のあちこちに所狭しと材料や器具が置かれ、クッキー生地のかけらや小麦粉が散っていた。本来作業台となるところにはお菓子作りのレシピ本が大きく開かれており、娘が型抜きをしていたのはなんと床の上だった。 “子どもの料理:うまく行くとうれしいが、そうとばかりは…” の続きを読む

女性が年齢を重ねるということ:外見か中身か

テレビを見ない生活になって15年ほど経つ。映像の美しさを誇る最近のテレビ画面に往年の有名人たちが出ているのを見かけると、あまりの老け方に愕然とすることがある。ぼんやりとした昔のテレビの画像で若いころの様子を見ていたのだから、当然のことである。 “女性が年齢を重ねるということ:外見か中身か” の続きを読む

2018年 第55屆金馬獎:《誰先愛上他的》主演女優賞を含む三部門受賞

金馬獎に八部門でノミネートされていた徐誉庭の《誰先愛上他的》が本当に受賞できるのか、金馬獎発表の翌日にネット検索してみた。結果、八部門のうち最優秀主演女優賞:謝盈萱、最佳原創電影歌曲(最優秀オリジナル映画歌曲賞):李英宏〈峇里島〉、最佳剪辑(最優秀編集賞):雷震卿の三部門が受賞した。 “2018年 第55屆金馬獎:《誰先愛上他的》主演女優賞を含む三部門受賞” の続きを読む

レポート添削:教師の負担を減らすことは悪か

日本語教師になって以来、来る日も来る日も非母語話者の書いた文章をチェックし、訂正してきた。語彙や文法のおかしな使い方があると即座に赤ペンを持ってどう訂正すれば日本語らしくなるか考える。ほとんど職業病だ。 “レポート添削:教師の負担を減らすことは悪か” の続きを読む