続ければ道は開ける:台灣名人堂20180701 海裕芬、路斯明、李杏

2018年7月1日放送の《台灣名人堂》に海裕芬Heaven Hai、路斯明Johnny Lu、李杏Sophia Liの三人が出ていた。《前男友不是人》の宣伝である。

といっても、ドラマの宣伝よりも彼らのそれまでの人生にスポットがあたっていた。三人に共通するのは、売れない時期がとても長かったが、あきらめないで俳優を続けてきたから、日の目を見たという点である。

海裕芬は今年41歳、バラエティ番組の司会、歌手に番組制作、脚本にまで手を染め、多彩な才能を発揮しているが、売れだしたのはここ数年のことらしい。今では《花甲男孩轉大人》で演じた花甲の叔母役で知られ、‘國民姑姑’(国民的叔母さん)で親しまれている。

早口でまくし立てる話し方は、確かに司会向けかもと思う。《花甲男孩轉大人》の‘幕後花絮’(NG集みたいなもの)では台湾語が話せず、苦労したと言っていた。司会をしている番組は見たことがないのだが、彼女がゲストとして出たバラエティーを見ていると、なかなか話がおもしろい。

才能があってもスポットライトが当たらない人は本当に多い。でも、そこで辞めるかどうかが問題なのだと感じた。本当に自分のしたいことだと思ったら、やはりそれに邁進するべきだ。そして、あきらめずにに突き詰める。すると、結果が後からついてくる。

路斯明は7歳の頃、1984年の香港ドラマ《鹿鼎記》に出ていた梁朝偉トニー・レオンと劉徳華アンディー・ラウを見て、「俳優になりたい」と思ったらしい。そして、広告会社で高収入を得ていたにも関わらず、25歳で広告会社を辞めて俳優業に入ったらしい。

《鹿鼎記》を少し調べてみると、梁朝偉も劉徳華も22,3歳でとっても若い。二人の名が売れた出世作だとのこと。水戸黄門か遠山の金さんかという勢いの中華圏では有名な時代劇だったようだが、全くピンとこないのが残念だ。

そして、李安34歳。きれいなお姉さんで実力派俳優という貫禄を感じたが、この人も鳴かず飛ばずの時代が長かったらしい。

《前男友不是人》ではシングルマザーの役でそれほど華やかな感じではなかったが、金鐘奨にノミネートされたという《楼下的房客》ではお色気むんむん。体を張って難度の高い役に挑戦している。

この番組を見て、やはり途中であきらめてはいけないのだとつくづく思った。あきらめない強い気持ちが突破口を開き、世間の注目を集めることにつながるのだ。本当にやりたいことなら、ぶれずにやり通す強い信念が必要だ。

このブログ…今は読者がとっても少なく、意味があるのか疑問に思うが、好きなことなのだからもう少し続けて行こうと思えた。

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