台風21号で9月4日10:45に関西空港から飛ぶはずだったフィンランド航空AY078便が欠航になり、泣く泣く1日伸ばしたところ、関空は水浸しになり、関空連絡橋もフェリー衝突による破損で通行不能となってしまった。
フィンランド航空は出発時刻の36時間前からwebチェックインが可能で、私がすでにチェックイン済みであったこともあり、9月4日の1度目の欠航決定時には出発10時間30分前の0:16に欠航のお知らせメールをくれ、0:55には代替便として翌5日同時刻のフライトを確約してくれていた。だが、9月5日の便の欠航についてはなしのつぶて。もちろん代替便の提示もない。ニュース見て知ってるでしょってことか。
海外旅行向けwifiのグローバルwifiは、1度目の欠航時には「旅行期間が短くなっても返金はしません」と言っていたのだが、2度目の欠航時には「全額返金」と対応がくつがえった。
あとはexpediaを通して予約してあったホテルだが、5軒予約していたうち2軒は返金可能なプランでなおかつチェックイン時間が迫っていなかったので、全額返金してくれるとのことで、円満にキャンセルできた。
1件目のホテル(London Kings Cross 駅近くのGeorge Hotel)にはexpediaのアプリを通して到着が1日遅れることを連絡し、その後、当分関空の発着便が全便キャンセルになったことを伝えた。私が選んだのはもともとキャンセルできないプランだったらしいが、毎回きちんと返事が来て、二度目の返事には旅行保険の会社にかけあったらどうかと書いてあった。旅行がキャンセルになったら返金してくれるシステムがあれば本当にありがたい。でも、それはけっこう上等な保険に入っておくか、ツアーじゃないとだめかも。
ところで、今回の旅行の航空券はHISで手配してもらった。HISの対応についても触れておかなくてはなるまい。
HISは9月4日便欠航の対応に関してはフィンランド航空に大きくおくれをとり、当日の朝9時になってから、「今空港ですか」と電話がかかってきた。ほんまに空港行っとったらどうしてくれるつもりなん? と思いながら、「フィンランド航空から連絡があったので、うちにいます。大丈夫です。5日の便のチェックインももうしました」と答えておいた。このとき対応してくれたのは、いつもの男性担当者とはちがう、別の女性だった。本来の担当者が休みをとっていたか何かでこういうことになったようだ。
9月5日便の欠航の連絡は4日20:48頃にHISの本来の担当者から入った。こちらに関してはフィンランド航空は何も言ってこないままだったので、正確な情報が聞けて安心した。ニュースは聞きかじってはいたものの、どこか別の空港に振り替えてくれたりしないかなーなどと期待をかけていたもので、はっきり当分関空は再開の目途が立たないので、無理と言ってもらえてよかった。
ロンドンに行けなかったのは非常に残念だ。だが、今回の台風は50年に一度の大災害だったらしいし、家族のそばにいられてよかったのかもしれない。ろうそくの灯で夕食をとるとか、家族みんなで8時に寝て5時に起きるとか、これはこれでいい経験になったかなと思っている。
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