Duolingo で韓国語と仏語:못 먹다 という可能表現と rencard

その後、Duolingoをしているかというと、これが意外と続いている。今日で連続68日という記録更新中。

Duolingoはスマホでできるゲーム感覚の語学学習アプリ。目標言語で書かれた文章の意味を英文にする問題が主流だが、スマホの場合、自分で英作文しなくてはいけないわけではなく、単語リストから語を拾って文を作るのである。しかも、わからない単語があれば、そこをクリックすると意味がわかるようになっている。英文から目標言語への作文も同様である。同じ意味の単語をペアにしていくタイプの問題もある。単語の意味を尋ねるようなものもあるが、絵が描いてあったりして、必ず答えられるようになっている。

毎日20Xp達成すればいいので、最近は韓国語と仏語を10XPずつして、終わるようにしている。最近気づいたのだが、Duolingoは、仏語やスペイン語などは高いレベルまでツリーの問題があったり、読み物教材があったりするのに、アジアの言語はそれほど充実していない。

だが、仏語や韓国語に毎日少しずつ触れるという習慣は悪くない。私のこの二つの言語の理解レベルは全く異なるのだが、同じようにツリーが進んでいく。一連の問題を解くための所要時間が異なる。韓国語は文字を読むのにも時間がかかるし、それを解読するのにも時間がかかる。そもそも知らない語が頻出するのだから。

だが、救いは韓国語の文法が日本語と似ている点だ。行き詰まると日本語で考えてみる。すると、意外と易しく感じる。

だが、どうも可能を表す助動詞の位置がちがう。本動詞の前に「못」というのがつく(例:못 먹다:食べることができない)のが興味深い。「먹지 못하다:食べることができない」と動詞のあとに来る言い方もあるらしいが、動詞の前に「못」がつく言い方は話し言葉的な表現らしい。

これを見て、関西弁の「よう言わん(言えない)」「ようせん(できない)」という言い方が思い浮かんだ。韓国語の場合は「못」以外に否定の表現もついていないから、少しちがうことは承知なのだが、古典か方言のようだと嬉しくなった。

仏語の読み物はけっこうおもしろく作られている。わくわくできる。今日の新しい学びはフランス語では男女カップルで出かけるデートのことを「rencard」と言うと知った。ずっと「デート=ランデブー rendez vous」だと思っていたので、新鮮だ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です