日月潭からローカル線集集線で高鐵彰化から台南まで

2018年12月29日から1月3日まで台湾へ家族旅行に行く。台北―台中―日月潭―台南―高雄という西海岸縦断旅行である。

日月潭には12月31日に行くのだが、大晦日の晩、日月潭の民宿は8月の時点ですでに予約で埋まっていたため、台南で二泊することにした。台湾人の友人たちは連休だから長距離移動はきっと車が渋滞すると言っている。そこで台南への移動を集集線というローカル線とバスを乗り継ぎ、高鐵彰化駅から台南へ行こうと思って時刻表を調べてみることにした。

日月潭でサイクリングなどに興じたあとのローカル線の旅は楽しそう。乗り継ぎが悪くても周りの景色がきれいだと時間なんか気にならない。

台鐵集集線
水里站15:45発 17:15発
田中站16:40着 18:21着

彰化客運
田中火車站17:00発 18:30発
高鐵彰化站17:10着 18:40着

高鐵
高鐵彰化站17:30発 19:30発
高鐵台南站18:11着 20:11着

ローカル線の集集線が一日12~13本しか走っていないのはわかるが、バスも30分に1本、新幹線(高鐵)は1時間に1本しかないのには驚いた。しかも、台湾の新幹線の駅はことごとくすごく辺鄙なところにある。高鐵彰化駅は彰化市からは遠く隔たったところにあり、彰化市の人は台中から高鐵に乗ることになるのだと言う。

ちなみに、彰化客運の田中駅から高鐵彰化駅まではシャトルバス扱いになっているようで、高鐵の切符を見せれば乗車券が無料になるらしい。

台北から台中への高鐵の切符を予約するときは知らなかったのだが、台湾観光局が高鐵に2人で乗れば1人分の運賃が無料になるキャンペーンをしている。2018/11/27 – 2019/01/31に予約し、2018/11/28 – 2019/03/31に乗ればよいらしい。早速家族4人分高鐵彰化から台南までの予約を入れた。

パスポートの写真や航空券の写真など「.jpeg」でしか受け付けてもらえず、ちょっと手間取ったが、なんとかバウチャーをゲットした。

だが、予約と言っても何時の列車のどこどこという座席指定はできず、12月31日に乗るよという予約のみで、メールで送られてくるバウチャーを持って行って台湾で切符と引き換えるというものだった。基本的に自由席利用だが、台湾の高鐵(新幹線)の駅まで行けば座席指定も無料でできると書かれている。

しかし、問題は連休で込むのではないかということである。20年以上前の5月の連休に東京から福島へ向かう新幹線に乗ったときの殺人的な乗車率が頭をかすめた。

でも、高鐵はこんなキャンペーンをしないといけないくらい乗車率が悪いのでは? だって1時間に1本しかないし、辺鄙なところにしか駅ないし、などといろいろ考える今日この頃なのであった。

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