以前、中国語からの外来語というのを調べたことがある。
広い意味では、音読みする大多数の漢語は中国語からの外来語と言えるわけだが、知りたかったのは音読みではない近代の中国語音で読む外来語だ。 “台南名物「サバヒー(虱目魚)」は台湾語からの借用語” の続きを読む
言語に関する小さな発見と実り多き日々のあれこれを綴ります
以前、中国語からの外来語というのを調べたことがある。
広い意味では、音読みする大多数の漢語は中国語からの外来語と言えるわけだが、知りたかったのは音読みではない近代の中国語音で読む外来語だ。 “台南名物「サバヒー(虱目魚)」は台湾語からの借用語” の続きを読む
台湾の高雄はカオションと読まれることはあっても、「こうゆう」と音読みで読まれることがない。なぜ「たかお」と訓読みするのか。中国語由来のはずなのに訓読みするなんて、そんなことばは「はるまき(春巻)」と「たかお(高雄)」くらいだ! “「高雄(たかお)」と《打狗 dǎgǒu》「民雄(たみお)」と《打猫 dǎmāo》” の続きを読む
中国語で《土豆》といえば、「じゃがいも」だが、台湾では「落花生」の意味がある。 “《土豆》は「じゃがいも」か「落花生」か” の続きを読む
2018年12月31日は4連休の3日目。日月潭は曇り空の下、サイクリングを楽しんだり、茶葉蛋を食べたりした。雨が降らず幸いだった。 “2018年12月31日の日月潭と集集線の込み方から考える台湾の休日” の続きを読む
台北捷運 MRT《市政府》駅から少し歩いたところにある松山文化創意園區には元タバコ工場をリノベした展示館群がある。ここのことを《松菸》というのだが、当初この《菸》という漢字が読めず、調べてみた。 “「喫煙(きつえん)」《吸烟 xīyān》《吸菸 xīyān》:「タバコ」「煙草」「莨」” の続きを読む
2018-2019年の年末年始の台湾旅行の最終地点は高雄。メトロの美麗島駅のステンドグラスは是非見に行こうと思ってはいたが、あちこちで《痞子英雄》の場面を思い出すことになった。 “高雄といえば…2009年《痞子英雄》Black & White” の続きを読む
タピオカミルクティーなどの飲み物を売るチェーン店に「50嵐」というのが台湾にある。これはきっと日本の「五十嵐(いがらし)さん」が始めた日本企業に違いないと思ったものだが、実際は台南の屋台から生まれ、台湾各地に展開するようになった台湾発祥の店のようだ。 “台湾珍珠奶茶店(タピオカミルクティー屋)「50嵐」” の続きを読む
2018年12月29日から2019年1月3日まで台湾を家族で旅行した。台湾人の友人たちと中国語で話していて、少し気になったのは《位子 wèizi》ということばだ。 “位子 wèizi と 对号入座 duì hào rù zuò” の続きを読む
《1006的房客》の何がよいかと言うと、一度見出したら先が気になってやめられなくなるストーリーだ。以下、ネタバレあり。 “《1006的房客》Meet Me @1006 最終回まで一気見” の続きを読む