英単語学習アプリ『究極英単語』無料枠が1日50問…物足りないぐらいでいいのかも。

英検1級用の単語カードを作る時間がなかなかとれないため、スマホで勉強できないか無料アプリを試している。今日まで4日間『究極英単語』というアプリを使ってみた。

本当は英検1級の単語を試したいのだが、有料なので無料の「TOEFL600点突破英単語」をやってみた。TOEFL600がどういうレベルかよくわからないが、かなり難しい。英検の単語と全く重なっていないということはないだろうと思う。

まず無料会員は1日に50問という制限がある。昨日までは「学習」モードを選択し、新しい単語を覚えていたので、この50問制限画面が現れるまで10分程度。今日は「復習」モードにしてみたら、7分で終わってしまった。復習にするともう絶対に間違わないようなものまで何問も出てきて、もったいない気がした。

電車の中や隙間時間にささっとできて、便利じゃないと言えばうそになる。単語帳を作って繰るのは一番の反復練習になると思うが、そもそも単語のみで覚えることが苦痛な人間なので、このくらい手軽でないと続けられないのだ。

4択のみの単語アプリで単語が本当に覚えられるのかという疑問もないわけではない。選択肢によっては消去法で正解できたり、偶然正解してしまうこともあるからである。日本語の文字面だけで合わせており、身体に意味が沁み込むまでとても行かない。

だが、それでも最初のとっかかりとしてはこれでいいのではないかと思う。とりあえず、英語を見て日本語の字面が浮かぶようになれば、あとでその単語を見かけたときに「あ、あのときやったことある」「どこかで見た」となる。

実際新しく覚えた語彙が身につくまでにはかなりの時間とその語に触れる回数が必要となる。3年ほど前に英語を一生懸命勉強したときは新しい語彙が全く自分んのものになってこないと焦ったが、しばらくしてみるとそれをすっかり忘れてしまうということはなく、自分の中に沈んできたという感じがした。

私の今までの語学学習法では耳から文章の中で語彙を覚えることが多く、正確な日本語訳が単語と結びついていなかった。どれもぼんやりとした意味しかつかめておらず、文章を読んでも内容がおぼろげになりがちだ。

英検1級向けの語彙は日本語訳とセットにして覚えて行くようにしてみようと思っている。せっかく十分に使いこなせる母語があるのだから、母語を足掛かりにするのは大人の学習方法としては効率がいいのではないかと思う今日この頃である。

話は戻って『究極英単語』…1日50語はたしかに物足りないのだが、このアプリでの学習を毎日1時間というのは必要ないと思う。単語カードも音声聞き取りも赤いシートでキーワードを隠して言ってみるというのも、いろいろやってみればよいと思う。

しかし、毎回50問終わるたびに、1年間契約すれば1か月300円という広告が出ると、やはり英検1級の語彙をやるために有料プランへ移るべきではないのか…と毎回心は揺れるのである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です