今朝ふと顔を上げると、クリスマスのディスプレイが目に入った。毎週木曜金曜は大阪梅田の阪急百貨店のショーウィンドウの前を通って出勤する。昨日通ったときは全く目に入っていなかった。
なんと余裕のない出勤だろうか。毎日何もかもぎりぎりでなんとかこなしている。いや、こなせず先送りされているものもある。絶えず何かに追われ、焦っている。時間がないとバタバタしている。
こんなふうに人生をすり減らすのは嫌だ。
…まず、時間に余裕を持って行動を開始しよう。周りを見渡し、楽しいことを見つけよう。毎日の日常の中にもいろいろと気づきがあるはずだ。注意深く観察しよう。おいしい料理を味わい、美しい音楽に耳を傾け、心を震わされるストーリーを読もう。素敵な装いを選んで、おしゃれしよう。そして、優雅にふるまおう。
背筋を伸ばし、膝をしっかり伸ばしながら歩こう。腰は反らし過ぎず、胸を張ろう。口角を上げて微笑もう。スマホで自撮りしてみよう。
十分な睡眠をとろう。栄養ある食事を採ろう。身体を動かそう。身体のあちこちを伸ばすストレッチしてみよう。バレエ「白鳥の湖」を見ながら、白鳥のように優雅に腕を上げ下げしてみよう。ヨガの「下を向いた犬のポーズ」をしてアキレス腱やひざの裏を伸ばそう。
パソコンの前にいる時間が知らず知らずのうちに増えている。電車の中でスマホばかり見ている。たまには目を閉じて瞑想しよう。
「マインドフルネス」何も考えない時間を持とう。ストレスが軽減できるそうだ。だが、「何も考えない」というのが難しい。すぐにぐるぐるとあれもしなきゃこれもしなきゃとやるべきことを考えてしまう。
そういうときは全部紙に書き出してみるとすっきりするらしい。頭の中に置いておくとそれを覚えておいたり、思い出したりするのに頭を使わなくてはならない。そして、どんどん疲労がたまっていく。そうならないように一度紙に書いて頭の中からその思考を追い出すとよいのだそうだ。
デビッド・アレン(David Allen)の提唱するGetting Things Doneについてはまだあまりよく理解できていないが、こういうことをたまにはしてみるのもよいかなと思い、今日はちょっと理想的な自分について考えてみた。