《花甲男孩轉大人》に「阿春(アーチュン)」と呼ばれるベトナムから来た女性が出てくる。ドラマの中で阿春は鄭一家の最長老「阿嬤(アマー:おばあちゃん)」のお世話を18歳で台湾に来てからずっとしてきた。 “ベトナム語と中国語 《花甲男孩轉大人》” の続きを読む
ピノコ! 『二十螺旋の恋人』フランソワ・オゾン
久しぶりにフランソワ・オゾン監督作品を見た。『二重螺旋の恋人』L’Amant double である。
久しぶりにこんなにドキドキする映画を見た。セックスシーン、グロテスクなもの、サスペンス、いろんな意味でギョッとさせられることが多かった。 “ピノコ! 『二十螺旋の恋人』フランソワ・オゾン” の続きを読む
《乩童》キートン by《花甲男孩轉大人》
主人公の鄭花甲が将来の職業として《童乩》タンキーになるかどうか迷っている。この《童乩》という職業、台湾では一般的かもしれないが、日本で知る人はそう多くないだろう。 “《乩童》キートン by《花甲男孩轉大人》” の続きを読む
「たんす」は台語? 《花甲男孩轉大人》第1~3話
すでに一年前になるが、台湾からの交換留学生に勧められ、ずっと気になっている《花甲男孩轉大人》(邦題:お花畑から来た少年)を遅まきながら、観始めた。 “「たんす」は台語? 《花甲男孩轉大人》第1~3話” の続きを読む
『吾輩は猫である』は古典?
数日前、娘が図書館で借りてきた『吾輩は猫である』をノートに写し始めた。夏休みに入り、なぜかこれを写そうと思いたったようで、特に悪影響があるとは思えなかった…いや、むしろ好ましい行動だと思ったので、不思議に思いながらも温かい目で見守ることにした。 “『吾輩は猫である』は古典?” の続きを読む
ビジネス日本語:留学生の会話力の弱さ
今年度からビジネス日本語を担当している。最近は学部留学生への日本語授業ばかりだったので、アカデミックな日本語の習得を目指していた。それがいきなりビジネス日本語と言われ、少々困惑しながら、様々な教科書に目を通し、試行錯誤を繰り返した前期がなんとか終わった。 “ビジネス日本語:留学生の会話力の弱さ” の続きを読む
エッフェル塔と東京タワー
フランスからの学生を相手に2000年頃サマーコースを教えていたころのことである。
「パリにあります。とても有名です。背が高いです。」で答えを考えるようなクイズをしていたときだろうか。クラス中の学生が La tour Eiffel を日本語で何というのか、どうしても知りたくなってしまった。 “エッフェル塔と東京タワー” の続きを読む
意外なスリル満点:仏映画『EVA』
ある高名な小説家が書き残した未発表の戯曲を自作と偽り、成功を収めてしまった青年ベルトラン(ギャスパー・ウリエル)の苦悩についての映画である。 “意外なスリル満点:仏映画『EVA』” の続きを読む